お彼岸ってどんな意味があるの、お盆とはどう違うのだろう

お彼岸とお盆は共にお墓参りに行く日とされ、お盆はお正月と共に、

帰省が盛んにされる時期とされています。どちらも、仏教と関係する行事で、

日本人にはなじみの深いものですが、意味は異なります。

お彼岸は3月の春分の日と9月の秋分の日を中日として、前後3日間の期間のことです。

仏教では西方極楽浄土の考え方から、太陽が真東から昇り、真西へ沈む、

この時期に修行するとご利益があるとされ、彼岸とされました。

お彼岸にお墓参りをするのは日本独特の習慣です。四季のはっきりしている日本では、

農耕の作業をする上で彼岸が一つの目途とされ、3月の春分の日あたりから

種子からの育苗作りや荒起しといった本格的な農作業が始められます。

9月の秋分の日あたりから稲作は収穫の時期を迎えます。季節的な区切りが良く、

ご利益のある彼岸にお墓参りをする習慣が定着しました。

一方、お盆は仏教における盂蘭盆会を略したものとされ、日本で一般には

8月13日から16日までをいいます。お盆は先祖の霊が家々に戻ってくるとされ、

その前後に迎え火と送り火が焚かれ、期間中は供物を供えるなどの行事が行われます。

先祖の霊が家々に帰ってくるのと合わせて、遠方で働いている家族や親族が

一堂に会することで、共に先祖の供養をするのがならわしです。

帰省が習慣化したのには、一年の中間地点で一度故郷に帰って家族に顔を

見せる意味もある他、夏の盛りの暑さに疲れたからだを休める意味も

込められています。お盆の時期には各地で花火大会や盆踊りなどの行事が行われ、

地域の連携を深めます。近年では帰省の時期に合わせて成人式を執り

行う自治体も増えてきました。冬の成人の日には帰省できない若者でも、

この時期に戻ってくることが多いからです。

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