心理学の知識を使えば、勉強の効率を高められるということを ご存知でしたか?

実は勉強に心理学のノウハウをちょっとだけプラスすれば、

簡単に記憶の定着率が向上するのです。

 

「じゃあどうすればいいのか?」

「心理学の勉強法って具体的にどんな方法があるんだろう?」

 

と思われている方にお役に立てる情報をご紹介します。

 

 

一日の計は朝にあり!? 

深層心理を刺激するプライミング効果を使った勉強法

 

プライミング効果というものがあります。

 

これは、最初に頭に入れた情報がその後に頭に入れる情報と

思い出す情報に影響を与える、という現象です。

 

例えば、予め果物の話をしておいて、その後

「赤と聞いて連想するものを答えてください。」と質問すると、

「りんご」「いちご」等赤い果物を挙げる確率が上がります。

 

最初に頭に入れた「果物の話の情報」が、その後の

「赤と聞いて連想する情報」に影響を与えている、

と言えますね。これがプライミング効果です。

 

10回クイズもこのプライミング効果を利用しています。

 

ピザを10回言った後、肘を指して「ここは?」と聞かれた時、

うっかり「膝」と答えてしまうのは、ピザという先に頭に入れる

情報(プライムと呼ばれます)の影響を受けているから発音が

似ている「膝」と答えてしまうのです。

 

 

この動画でプライミング効果を実感できるテストを

受けることができます。

 

32秒から質問が開始されます。



 

プライミング効果はなかなか強力なものだということが

お分かり頂けたでしょうか。

 

では本題に戻って、このプライミング効果を活用した

勉強方法を解説していきます。

 

このプライミング効果を応用した勉強方法とはなんなのか?

 

それは・・

 

「朝に勉強をする」

 

というものです。

 

・・なんだか画期的な勉強法ではありませんね。

 

もっと凄いテクニックがあるのかな、と期待していた方には

がっかりされたかもしれません。

 

一日の計は朝にありという諺を知っていた方には、

「知ってるよ・・」と尚更がっかりされたかもしれません。

 

ですが、この方法は先ほど説明した、無意識で情報の優先順位が

入れ替わってしまう「プライミング効果」を最も効率的に利用した、

簡単にできて集中力もエネルギーもほとんど使わない、かなりパワーのある

勉強法なのです。

 

 

長期的に考えれば、一日の質が高い人が最後に勝つ

 

 

まず、なぜ朝に勉強することが良いことなのかを説明します。

 

今までの話で、理由はだいたいの見当がついている方が

多いかもしれませんが、

 

「朝、頭に入れる情報は一日の一番始めに頭に入れる情報だから」

 

というのが理由です。

 

朝に行った事はプライミング効果により、その日の生活の行動や

情報の取捨選択に少なからず影響を与えることになります。

 

また、勉強をしたあとの脳はプライミング効果により、勉強に関する情報が

頭に入ってきやすくなったり、思い出しやすくなったりしている状態といえます。

 

なら、朝に勉強をすれば、その日は一日中勉強に関する情報を

頭に入れやすく、思い出しやすい状態で過ごせる、ということです。

 

しかも意識せずとも脳が勝手にやってくれているので、

必要以上に疲れるわけでもありません。

 

プライミング効果は一日中ずっと強力に作用する

わけでは無いので、すぐに効果は実感できないと思います。

 

しかし、あまり実感はできませんが、脳は一日中勉強に関する情報を

吸収しているのです。だから一日の勉強の「質」が確実に向上します。

 

プライミング効果を理解しており、朝の時間を効果的に使い、

一日中勉強モードに入る習慣を身に付けている人は、長期的に見て

かなりのアドバンテージを得ていると言えるでしょう。

 

 

まとめるより切り離した方が覚えやすい


朝に勉強するメリットはご理解頂けたかと思います。

 

最後にもうひとつだけ勉強法を紹介します。

 

それは・・

 

「同じ科目をまとめて沢山勉強するのは避ける」

 

というものです。

 

なぜ、まとめて勉強することは避けた方がいいのでしょうか?

 

それは「順行抑制」と「逆行抑制」という記憶の特性があるからです。

 

順行抑制とは以前に記憶した情報が、似たような新しい情報を

記憶するのを妨害する現象のことです。

 

例えば携帯の電話番号を変えたとき、新しい電話番号を

覚えようとしても、しばらくは前の電話番号が頭にちらついてきて

なかなか覚えられない、というのも順行抑制によるものです。

 

逆行抑制は順行抑制の反対で、

新しく記憶した情報が、似たような古い情報を思い出すのを

妨害する現象のことです。

 

例えば、さっきの電話番号の話で言えば、新しい電話番号を

完全に記憶したら、昔の電話番号を思い出しにくくなった、

というのも逆行抑制によるものです。

 

そして、順行抑制と逆行抑制は、情報を頭に入れるまでの

時間差が短ければ短いほど強く影響が出てきます。

 

「電話番号を1つ覚えてください。2時間後にもう1つ覚えてください。」

 

と言われるのと

 

「今すぐ2つの電話番号を覚えてください。」

 

と言われるのとでは、どちらの方が記憶しやすいか

お分かり頂けるかと思います。

 

似ている情報を一気に沢山詰め込むと、

情報が頭に入りにくくなってしまうのです。

 

なので1つの科目を一気に覚えるのではなく、

同じ科目はなるべく時間を空けながら覚えて

いった方が効率的に記憶される、ということです。

 

 

以上に挙げた方法以外にも、心理学を使った勉強法は

沢山あります。

 

ただ、どの勉強法にも言えることですが、

一番大切なことは習慣化させること、です。

 

朝の勉強も、忙しいなら5分でも10分でも構いません。

 

ほんの些細な変化が大きな変化のきっかけなのです。

 

だから、上手く行かなくても少しずつコツコツ続けることが

一番大切な勉強法だということを忘れないでください。

 

ここまで読んで頂きありがとうございました。

 

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