急なお葬式、費用ってどのくらいかかるの!?

急なお葬式、費用ってどのくらいかかるの!?

お葬式は非日常的な儀式であるだけにその費用についてもわかりにくいものです。突然のご不幸に戸惑うばかりか、幾ら掛かるかなど心配でもあり大変不安でもあります。

最近では、お葬式の費用を抑えるためにあえて家族葬を希望される方も少なくないと言われますが、はたして家族葬にすれば安くすむのでしょうか?

実は、お葬式費用は大きく3つに分けられます。

  • 儀式を行うに際して必要なモノとサービスの費用(固定的費用)
  • おもてなしや消耗品などの費用(変動的費用)
  • その他費用(寺院へのお布施など)
上記1は、お葬式の儀式を行うに際して必要となる費用で、お葬式の規模に直接的に影響されず必要な固定的費用といえます。

上記2は、香典返しや飲食費用、訃報広告、送迎バス、消耗品、ご要望に応じて掛かる費用など、規模や状況で必要となる費用で変動費的費用となります。

最近の葬儀は、この儀式にかかわる固定費は葬儀社に依頼しないと成り立たない部分でもあるだけに、葬儀社各社には互助会システムや会員となって費用を抑えるなどの仕組みが用意されています。

変動費部分の費用は会葬者の人数などに直接影響されて具体的な費用は分かりづらいのですが、この部分はお香典収入などで賄うことができます。

上記3のその他費用として寺院へのお布施などがあります。菩提寺様とよく相談をして依頼しそのお礼として必要な費用となります。最近は儀式だけを依頼するなど、その関係が多様化し話題となっているようです。

お葬式費用の全国平均

上記の3を除く、いわゆるお葬式の費用の全国平均は50万円~200万円が全体の67%を占めるというデータがあります。参列される人数などのお葬式の規模によって費用が違ってくるのですがひとつの目安となります。

お葬式費用の内訳

上記の3を除くお葬式の費用の内訳の中、最もウェイトが大きいのは式典進行・設営・葬具に会場使用料などが全体のおよそ5割を超えるというデータがあります。

残り半分は飲食や返礼品などのおもてなし費用などがそれぞれウェイトを占めるわけです。

つまり、固定的費用と変動費がそれぞれ5割程度の内訳となっているということがわかります。変動費は参列者など規模が大きくなると費用も大きくなりますが、逆にお香典収入も増えますのでお香典収入で賄えるということにもなります。

家族葬などは変動費が少なくなる分お香典収入も小さくなりますので、固定費の負担が増えるという性質があります。固定費+変動費と考え事前の備え方も見えてくるようです。

 

お葬式の種類

遺族・親族だけでなく故人を知る人たちとともに見送る従来の葬儀

 

一般葬

遺族・親族以外の親しい方や職場関係、ご近所の皆さまにも会葬してもらう従来型のお葬式。意外と合理的で家族葬より費用負担が少なくて済むということもあります。

社葬・合同葬

社葬や企業と喪家との合同葬などの大規模な葬儀。会場や日程などに十分な準備や配慮が必要になります。また、密葬と本葬というパターンで、家族・親族による密葬の後、本葬を社葬や合同葬で行うという形式で混乱を避ける工夫などが行われます。

 

遺族・身内だけで見送る葬儀

 

家族葬

一般葬の内、遺族・親族を中心に行われる葬儀。葬儀の流れ、お仕度等は基本的に一般葬と同じです。会葬者が少ないために全体の費用は抑えられますが、お香典収入が小さくなるので負担は増える傾向があります。

密葬

家族葬同様に遺族・親族を中心に営まれる葬儀ですが家族葬とは異なります。密葬は本葬とセットで行われることが一般的です。故人が有名人であったり社葬などの場合、多くの会葬者が訪れるため、まずは近親者や親しい者のみで葬儀を執り行います。これを密葬と呼びます。そして、後日一般の参列者を招いた本葬が営まれます。最近では本葬の変わりに故人の追悼会としてお別れ会や偲ぶ会が行われます。

 

簡素・簡略にお別れする葬儀

 

一日葬

通常は前日に通夜の法要を行い、翌日に葬儀・告別式と2日にわたって執り行われますが、通夜式なしの1日で葬儀と火葬まで済ませる葬儀のことです。核家族化で親族も多くないというケースで葬儀前夜の弔問・会葬者もほとんどない場合などに必要とされた葬儀の新しい形として認知されつつあるようです。

直葬

お葬式をせず火葬のみで済ませる葬儀。費用面だけで直葬を選択すると、後に後悔は問題が残ることもありますので注意も必要のようです。

 

その他の葬儀

 

お別れ会・音楽葬など

お別れ会形式にとらわれず故人らしさを偲べるような自由な葬儀スタイルと言えますが、実際には密葬や直葬と組み合わせて行われます。まったく儀式がない場合、直葬同様あとで後悔や問題が残ることもありますので十分な打ち合わせが必要となります。

 

 

 

 

お葬式は安ければいいのか、どう考えるべきか?

お葬式は家族や大切な人の死と現実的に向き合う場でもあります。故人の死をどう受け止め、在りし日の想いを抱きどう敬意を表すかによって葬儀というお別れの形もひとつひとつ違ってくるはずです。その意味では「葬儀は選べる時代」です。

お葬式の費用だけで捉えるだけでなく遺族の大切な心のケアのプロセスであり、大切なお別れの場であることも忘れずに冷静に考えたいものですね。

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