「失敗の本質」の内容をベースにビジネスにどう応用できるのか考えてみる




「失敗の本質」という書籍がある。

小池百合子東京都知事をはじめ多くの方が座右の書とされる、結構有名な本です。

表紙からして、かなり興味深い記載がたくさんある。

破綻する組織の特徴

・トップからの指示があいまい

・大きな声は論理に勝る

・データの解析が恐ろしくご都合主義

・「新しいか」よりも「前例があるか」が重要

・大きなプロジェクトほど責任者がいなくなる

といったことが表紙に書いてあり、思わず本屋で手を取った。

通勤時間や昼休みに読んだら、結構あっという間に読み終えた。

戦争についての書籍は結構好きで、ビジネスと結びつけて考えると

いろいろ思い至る部分が多い。

今回は、この「失敗の本質」をベースに、書籍に記載の内容をビジネスに結び付けて考えていきたいと思う。

 



1.ノモンハン事件ー失敗の序曲

”作戦目的があいまいであり、中央と現地のコミュニケーションが有効に機能しなかった。

情報に関しても、その受容や解釈に独善性が見られ、戦闘では過度に精神主義が誇張された。”

と書籍の中では説明がある。

本当に簡単に問題のベースをまとめると、中央の大本営と、現地の関東軍が、お互いに都合の良い様に

解釈して、大量に死者が出てしまったとか。

堅固な要塞を攻め立てるには、近代兵器の大量利用が必要と思われるところに、兵隊(人間)の大量導入と

銃剣の装備にて、コンクリートの要塞に挑んでしまったという、失敗談の話になる。

戦後、本来であれば失敗の分析をしっかりと行い、中央と現地の意志統一の方法を検討するとか

装備についても、どのようにソビエトの戦車に立ち向かっていくかについて、議論をすべきはずなのだが

そういったことは、どうもなかったようだ。

その、振り返りのなさを、太平洋戦争まで引きずり、最終的に敗戦に至ったということになるのだろう。

どうも、中央と現地の意志疎通ができないという問題点については、日本語の言語構造にも問題がある

のではないかと考えられる。

 

英語では、YESとNOはかなり意識してハッキリと言わないといけない言語構造をしているが、

日本語では、あまりはっきりとさせない場合が多い。これは、阿吽の呼吸とか言って、よく働く場合も

あるのだが、こと、戦争においてだと、厳しい戦場で、で、次はどうするの?という話になってしまったことが

書籍の中からは見受けられる。

装備面の問題については、まあ、日本は資源がなかったので、仕方がなかったかという気もするが

資源がない→装備が強化できない→大国と長く戦争はできない。という流れにはどうにもならなかったようだ。

 




意志疎通の問題と、装備の問題をビジネスに置き換えると、どんなことが言えるだろうか。

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です